• IoTシステムの試作
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    • ゲートウェイ
    • クラウド・サーバ

IoT/M2Mは、一般的にデバイス、ゲートウェイ、クラウド・サーバで構成されます。 デバイスは、センサー等を備え、必要な情報を収集する機器です。 ゲートウェイは、複数のデバイスから情報を集約し、クラウド・サーバとの情報のやりとりを最適化します。 クラウド・サーバは、ゲートウェイから送信されるセンサー等の情報を蓄積し、その情報を分析します。 ユーザーは、クラウド・サーバのREST APIを介して、蓄積したセンサー等の情報や分析結果にアクセスします。

ゲートウェイやデバイスは、多くの場合組込み機器と呼ばれるコンピュターシステムで実現されます。 組込みシステムは、機器の扱いやソフトウェアの開発方法が一般的なコンピュータシステムと異なることから、 開発環境の立ち上げに多くの時間を必要とする場合があります。 また、センサー等の電子機器の扱いには、電気回路などハードウェアの知識を必要とします。

電子デバイスとターゲットとなる組込み機器を適切な方法で接続し、サンプルのソフトウェアを実装した プロトタイプ開発環境があれば、ハードウェアをほとんど意識することなくシステウムの開発を行うことが可能になります。 また、利用するセンサー等の機器が追加になったり変更になったりしたとしても、速やかにその変更に対応することが可能になります。